ネイチャーレコードについて
ネイチャーレコード(Nature Record)は、気象庁(JMA)が昭和28年(1953年)より記録し続けている生物季節観測情報を、気象庁防災情報XMLフォーマットが定める手段にてダウンロード収集し、これを独自に解析して統計情報として公開するサービスです。
同時に、一般の観察者や研究者、団体等から専用アプリ『Nレコ』を介して提供される観測情報を合わせることで、生物季節観測が永続的且つ公的に意義のあるサービスとして提供されることを目指しています。
専用アプリ『Nレコ』が提供する、その年その季節の「初めての観察」を発信する機能には、生きものの動向を通して季節の変化を知らせる大きな意味があり、SDGsが掲げる目標13・14・15にもつながります。
公的な生物季節観測は、特定の種に限って気象庁やその関連団体において継続的に行われていますが、フィールド活動されている一般の人々の観察データを集めることで、さらに多様な生きものの変化を知ることが可能となり、ネイチャーレコードはその社会貢献の一助を目指しています。
生物季節観測とは
気象官署で行う生物季節観測は、植物の状態が季節によって変化する現象について行う観測をいい、その目的はその観測結果から季節の遅れ進みや、気候の違い、変化など総合的な気象状況の推移を知ることにある。(気象庁公開資料より引用)
生物季節観測情報について
気象庁防災情報XMLフォーマットより取得されるデータ及び、同庁よりご提供いただいてる過去の観測情報に関するすべての権利と著作は気象庁に帰属します。
地理院タイルについて
専用アプリ内の観測マップ機能で国土地理院提供の地理院タイルを利用(実際の使用是非は利用者に依存)しています。また、地理院タイルに関連するコンテンツのすべての権利と著作は国土地理院が所有しています。
OpenStreetMapについて
当Webサイト内にて観測情報を地理的に表示する際にオープンデータであるOpenStreetMapを利用しています。また、OpenStreetMapのコンテンツに関するすべての権利と著作はOpenStreetMap財団が所有しています。
サービスの主催
当サービスは生物季節観測の重要性と必要性についての認識を等しく共有する有志グループによって開発・運営されています。また、サービスとシステムに関するすべての権利と著作はネイチャーレコードに帰属します。