今回は地図周りを中心に内部的な仕様変更を行っているため、メジャーバージョンを上げています。

大きな機能追加が２つ。1つ目は、ノートに観察データとは別にポイントと呼ぶ位置情報を記録する機能を追加しました。ポイントには個別に名称を付け、位置情報の他に観察マップ上で識別するアイコン（色も変更可）、写真または動画、テキストを設定できます。

無料版では1件、有料版では最大20件まで登録可能です。

2つ目は、観察マップのアイコンタップで吹き出しを表示してマップ上で情報を確認できるようになりました。観察データに写真メモや拡張項目が登録されている場合はそれらの情報を表示します。

吹き出し内のノートアイコンをタップすれば従来通り観察データ編集に遷移します。ポイントの場合は写真メモとテキストを表示するので、アイコンをタップすると写真（または動画）を表示します

尚、観察データに関してはサマリーマップでも動作は同じです。
Ver. 4.0.0 更新内容

• ノートに観察データとは別にポイントと呼ぶ位置情報を記録する機能を追加しました。
• 観察マップに観察データと併せてポイントを表示するようにしました。
• 観察マップでピンをタップすると最初に吹き出しを表示するようにしました。吹き出しにはメモや写真メモ、拡張項目を表示します。吹き出しをタップすると該当のノート編集またはノート明細編集画面へ遷移します。ポイントの場合は写真または動画を表示します。
• 観察マップのトラックログの表示状態をトグル式に保管・復元するようにしました。
• マップで国土地理院地図の表示範囲を変更する際に表示可能なズームレベルで制限するようにしました。標準地図の場合は従来通り制限はありません。
• マップの標準地図をiOS標準地図からオープンストリートマップに変更しました。
• マップで前回表示していた地図の種類をノート編集とサマリーマップで別々に記憶するようにしました。
• 写真を表示する際、ノートの観察日・タイトルまたはランドマーク等を表示するようにしました。また、ツールバー上にノート情報・メディア情報・地図確認ボタンを用意して各情報を参照可としました。
• リンクのリスト項目をノートリストに合わせました。
• ノートの検索条件にブックマークを追加しました。
• iPad版のノート明細編集画面で、観察データを続けて追加するとマップ検索が繰り返される不具合を修正しました。
• その他軽微な不具合を修正しました。